デスクワーカーにとって切っても切り離せないアイテムといえば「オフィスチェア」。
一日の大半を座って過ごしている方ならば、その重要性は痛いほど身に染みるのではないでしょうか。
椅子の良し悪しによって仕事の質が変わると言っても過言ではありません。
実際安物のオフィスチェアを使うと、すぐに疲れを感じてしまい仕事がなかなか思うように進みません
オフィスチェアの購入を考えている方は、迷わず良い椅子を買いましょう!
「安物買いの銭失い」ということわざの通り、安価な椅子は作りが甘いことが多く、あまりオススメしません。とはいえ値段が高ければ高いほど良いというわけでもありません。
体型や生活スタイル、好みによって合う椅子も変わってきます。
そこで、本記事では「オフィスチェアの選び方」と「おすすめのオフィスチェア」を紹介します。
オフィスチェアを選ぶ5つのポイント
素材
座り心地の決め手とも言える椅子の表面素材。
見た目やクッション性に大きな違いが出るため、好みや使用シーンによって適切な素材を選びましょう。
背もたれ
背中を支える役割として重要な背もたれ。疲れにくさや安定性に影響を及ぼすので、肩こりや腰痛に悩んでいる方には、特に重要なポイントです。
ローバック
オフィスチェアの標準タイプ。
安価なため、費用を抑えたい方におすすめです。
ミドルバック
背もたれの高さはローバックと大体同じです。
ローバックより背もたれが広く、疲れにくいのが特徴です。
ハイバック
背もたれが高く、幅広いのが特徴です。ゆったり座ることができ、座り心地が良いです。
疲れにくいため腰痛・肩こりの方におすすめです。
ヘッドレスト付
背もたれの上にヘッドレストがついているタイプです。
後頭部まで幅広く背面を支えるので、安定性が高く疲れにくいです。
ロッキング
ロッキングとは、背もたれが後ろに倒れる機能です。
使用シーンによっては不要な機能ですが、背もたれを倒すととても楽になるので、休憩時に重宝します。
自宅で使用する場合は、テレビを見たりパソコン画面で動画を見るときに便利です。
アームレスト(肘掛け)
マウスやキーボードを長時間使用する場合は、アームレスト付きのオフィスチェアをおすすめします。肘や腕を支えるため、疲れにくいです。また腱鞘炎の予防・改善にもなります。
アームレストは「固定タイプ」より「調節可能タイプ」をおすすめします。好きな高さまたは位置に調節できるので、より快適になります。
席を立つ頻度が高い方やデスクが狭い方は、アームレストが無い方が動きやすいです。
オットマン(足乗せ)
オフィスチェアの中には、収納式オットマンがついている商品があります。
作業中に使用する機会はありませんが、休憩時に足を伸ばして休むことができるので、とても便利です。
おすすめのオフィスチェア
「長時間座っていても疲れにくい」、「腰痛・肩こりにやさしい」の二つを観点からおすすめのオフィスチェアを紹介します。
予算が1万円の方におすすめのオフィスチェア

LOWYA
オフィスチェア(ハイバック)
低価格ながらもデザイン性が高い家具を販売している「LOWYA(ろうや)」のオフィスチェア。
座面と背もたれに丈夫なメッシュ素材を採用。通気性が良く、熱がこもりにくいため、サラサラで快適な座り心地を実現してます。
さらに体をしっかり支えるためにメッシュは二重構造。寄りかかったときの安定感は抜群で、へたりにくく長持ちするオフィスチェアです。
低価格でありながら、基本的な機能を抑えたオフィスチェアをお求めの方におすすめです。
細かい調整ができるオフィスチェアをお求めの方へ

オカムラ
コンテッサ(ヘッドレストタイプ)
国内オフィス家具メーカー「オカムラ」のオフィスチェア「コンテッサ(Contessa)」。
さまざまなワークシーンや姿勢に対応した快適な座り心地と、座ったままの自然な姿勢で細かな調整が簡単に行える「スマートオペレーション」が特長です。
滑らかなフォルムが美しく、世界的に権威のある賞を受賞・認定されるほどデザイン性で高く評価されています。
ヘッドレストの付け外しも可能です。自分に合った座り心地をとことん追求したい方におすすめです
究極のフィット感をお求めの方へ

株式会社 関家具
エルゴヒューマン プロ
エルゴヒューマンは、国内オフィス家具メーカー「株式会社 関家具」のブランドです。
エルゴノミクス(人間工学)に基づいた細やかな調節機能を多数搭載し、各個人の最適なポジショニングを実現するオフィスチェアです。
あらゆる作業姿勢・体型に対応するためのアジャスト機能のおかげで、まるでオーダーメイドしたかのように椅子が体にフィットします。
自分の体にジャストフィットする椅子を求めてる方におすすめです。
腰への負担を軽減したい方へ

イトーキ
スピーナ
国内オフィスメーカー「イトーキ」のオフィスチェア「スピーナ」です。
独特のデザインが目を引きますが、特に特徴的なのがS字ラインの背もたれです。
この背もたれに腰を掛けると、座が沈み込みながら後方へスライドする機能と、背もたれの腰にあたる部分が前方にせり出す機能が同時に働き、深掛け前傾時や浅掛け時でも自動的に腰を支えてくれます。
正しい背骨のS字ラインを自然に維持してくれるため、腰への負担が劇的に減ります。
腰痛持ちの方に特に好まれているオフィスチェアです。
健康にいいオフィスチェアをお求めの方へ

コクヨ
イング
文具や事務用品でおなじみの国内メーカー「コクヨ」のオフィスチェア「ing(イング)」。
まるでバランスボールに乗っているような感覚で体の動きに合わせて360°自由に動くグライディング・メカが備わっているのが特長です。前後左右や斜めの動きにも追随し、体の自然な動きを引きだします。
座り過ぎによる体の固まりを防ぎ、自然な動きで頭と体が活性化する健康にいいオフィスチェアです。
日頃座りすぎによる不調に悩んでいる方におすすめのチェアです。
究極のオフィスチェアをお求めの方へ

ハーマンミラー
アーロン リマスタード
高性能オフィスチェアの中で最も高級なオフィスチェアです。
値段を見てまず驚かれるかと思いますが、高価でありながらも愛好家は非常に多く、人気が高いです。
アーロンチェアは人間工学に基づいたデザイン構造と、ペリクルと呼ばれるメッシュ素材が特徴です。弾力性が高く、体に自然とフィットするため座り心地は大変良いとのこと。圧力が分散するよう設計されているため体への負担も軽減するそうです。
また調節機能も恐ろしいほど豊富です。アーロンチェアであれば、調節が物足りないということはまずないと思います。お値段は相当高いですが、究極の椅子を求めてる方におすすめです。